●なんとか生きてはいます
久しぶりにブログを開きました。生きてます。
あの事件が22日にあってから、8日が経ちました。気持ちの整理がついたとは言えませんが…
弁護士さんと相談しながら、事態解決に向けて動いています。
人と争うことが嫌いな私が、弁護士を立てるような面倒ごとに巻き込まれることになるなんて…。
でも、相手が法律を破るのが仕事、みたいな人だったら、これだけでは解決しない。
なにしろ管轄の警察が神奈川県警で、基本的に、人死にが出るまでは何もしない警察ですから…
(被害総額4千万円を超える特殊詐欺があっても、なんだかんだと理由を付けてまともに捜査しないしマスコミの取材も隠ぺいする)
法律もへったくれもなく、息子たちに被害が及ぶようなことをされたら私はペッピーノさんにガソリンを積み増して…
相手の家?事務所?に、フルスピードで「特攻」します。
さすがに全国区のニュースになるでしょうし、人死にまで出れば、警察庁自体が動くでしょうから、事実上警察不在の神奈川県でも…
私の家族は守ってくれるでしょう。相手も、そんなマッドドッグみたいなやつが相手だったのかとびびるでしょうし。笑
とにかく、家族には手は出させません。
ところで自死はよくないことだとされるのに、大義や信じるものや、家族や仲間のために命を捨てるのは、どうして美談になるのでしょう。
「特攻」「自爆テロ」…この二つは立場が違うだけで、本質的に同じものだと思うのですが、美しい物語、神聖な行為とされますよね。
(私がそう思うということではなく)
その境目は、どこにあるのでしょう。
自死する人だって、家族や会社、仲間の金銭的、物理的な被害を防ぐために亡くなる人はかなり多いのに。
なのに、死んだら駄目だと。一方で「特攻」することは、美しい行為だったと。
善いことと悪いことは「お上」の関わり方で決まるのでしょうか?
●熱波で農作物は大丈夫か
昨日も今日も暑い!私たちが子どものころは日本の夏、確実にこんなに暑くなかった。
夏休みの絵日記で、気温30℃を超えた日に真っ赤な太陽のマークのシールを貼るというのが、私の小学校時代にありました。
真っ赤な太陽はひと夏に10日もなかったはず。気候変動はウソだと言っている、トランプみたいな連中は、どうかしてます。
猛烈に暑いだけじゃなく、北日本では干ばつもひどいようです。特に北海道。
米も野菜も、今年は相当な不作になることを覚悟しているとか。備蓄米もなくなっちゃったし…
米、野菜が品不足になって、大量に輸入しないとだめになるかも。ここでもトランプは高笑いですね。
令和の米騒動は、実はカルローズを食べさせるための陰謀だったんじゃないか、なんていう、バカな考えもつい湧きそうになります。
異常気象が毎年の恒例みたいになっているから、農家はますますやっていくのがつらそう。日本の食糧事情、どうなってしまうんでしょう。
食料不足・飢餓は、日本人にはもう関係ないこと、と思っていたのは甘かったかも。
そういえば、ガザのみなさんは飢餓がひどいようで。この事態が発生してから、もう既に6万5千人を超えるパレスチナ人が亡くなっているとか。
対するイスラエル人の犠牲者は、当初の千4百人からほとんど増えていない。
50倍返し。そのうち百倍返しになりますよ。放っておいたら、パレスチナ人が民族絶滅となるまで止まりそうにない。
これを「どっちもどっち」「喧嘩両成敗」などと言う連中が、ほんとに許せない。
●思想を隠し持つと言うだけで「あっち側」認定
声優の佐倉綾音さんが『CREA』ウェブのインタビューでこんな発言をしました。
《女性の声優は、高い声で耳障りの良いことだけを言うべき存在という都合の良い偏見を感じることがあって…》
《声優業界やアニメ業界は、そういった話題にあまり踏み込んではいけないという暗黙の了解があるような気がしています…》
《他の業界の方々と話していて「やはり、この業界は思慮が遅れているのではないか」と痛感しました…》
《そこで勉強をして、自分なりの思想を隠し持つことにしました》
今の若い子はちょっと社会正義みたいな方向の話題をし始めると「思想強め?」と言ってからかって、あるいは冷笑して、その話を避ける傾向があります。
佐倉綾音さんら、声優さんたちが関わる「オタク」の世界の住人は、とくに。
じゃあオタクは完全なノンポリなのかと言えばそうとも限らない。
女性の性的な搾取や「モノ化」に物申す人たちは「フェミさん」と呼んで敵対視しているし…
児童性愛や、成人による未成年者への性交を非難すること…などなどに対しても「ポリコレ」「リベ」と言って敵視したり、馬鹿にしたり。
その結果、上に書いた佐倉さんの発言は「あっち側に行っちゃったか」とかなんとか言われて馬鹿にされたり…
「そんなやつの声もうフラットに聞けないわ出て来るな」と、ネットで炎上。
「あっち側」ってどっち側だよ。じゃあ「こっち側」ってのがあるんだよな?
ほんとに。リベラルな発言をしたわけでさえないのに。ただ「思想を隠し持つ」と言っただけで「あっち側」認定ですよ?
多くのオタクにとっては「思想」というのは自動的に、リベラルだったりポリティカルコレクトネスのことだったりするんでしょうね。
それに対して、右派的だったり、弱者に対して加害的だったり、ポリティカルに「不適切」な方向性のことや考えを持つのは…
「あっち側」に対する「こっち側」つまり思想ではなくて彼らの常識なのでしょう。
そういえばやはり有名女性声優の悠木碧さんが、ボブカットをやめて髪を伸ばし、メガネをはずしたら…
「社民党ヘアやめたんかおめでとう」「社民ルックやめてまともになったか」
と言われてました。
リベラル政党の社民党を「やめるべき」「まともでない」ものの代名詞として使う。
具体的に何も言っていなくてさえ「一家言ありそう」というだけで、サブカル界隈で生きている女性は叩かれる。
それが「大多数のオタク」の常識なんですね。
女はかわいいお人形さんでいろと。
俺たちの「視線」の範囲内で生きる人間でいろと。
それでいて、同じ声優の林原めぐみさんが「外国人留学生優遇はおかしくないか」などという内容のことをSNSに書いて批判されたときは、擁護する。
それは「あっち側」じゃないから?「こっち側」の発言だから?
外国人排斥、排外主義に近づくことは「思想」ではなく「ボクたちの常識」だと?
全くもって明確ですね。大多数のオタクの考えは。
アニオタ、声優オタに限って世論調査したら、参政党や日本保守党の支持率は世代平均を大きく上回りそう、と思ってしまいますよ。
反中・嫌韓の傾向もすごく強そう。
偏見?ほんとに?
●「ラブブが好き」は大丈夫なんだろうか
ところでみなさん「ラブブ」というキャラクターを知っていますか?
頭にうさぎのような耳が付いていて、大きな目、ギザギザの歯で耳まで裂けた口が特徴のキャラクターで…
「北欧の森に住む妖精」という設定みたいです。
「ブサかわいい」「キモかわいい」という感じのもの。
もともとは香港のデザイナーが創造したキャラクターシリーズで、中国のポップマートという会社がおもちゃ、マスコットとして展開しています。
それが世界のセレブを中心になぜか人気を博し、とくにK-Popのガールズグループ『BLACKPINK』のリサがSNSで紹介したことで、日本でも火が付いたようです。
わが「娘」小倉唯さんもラブブの商品をお取り寄せして、到着を待っているそうです。
彼女は韓国マニアなので、おそらく韓国のタレントやアイドルの影響で興味を持ったのでしょう。
ラブブはあまりの人気で、いまや予約抽選でないと手に入らない一方、いわゆる「パチもん」が大量に出回っているとのことで…
「本物かどうかドキドキしながら待っている」とのこと。
彼女のように韓国の人やモノが大好きで、実際現地に「親友」がいて、しかも中国発信のキャラクターにまで強い関心を持つような人は…
やはり、反中・嫌韓が「こっち側」だったりする、一般のオタクからは嫌われそうです。
いや、実際に嫌われてアンチが大勢いたり、オタクに無視されたりしているのは…
昔から「中韓」に抵抗がない、その面においてフラットな人だというのもあるかも。
でも唯さんのファンには、彼女が韓国で行ったファンミーティングに参加するために日本海を渡り…
ソウルで現地の小倉唯ファンと交流を持って、一緒にサムギョプサルを食べたり、チゲ鍋を囲んだり、酒を酌み交わしたりして…
大いに交流を深め、お互いに仲良くなった人がたくさんいたようです。
日韓のオタクだって、同じコンテンツが好きで直接話し合えば、すぐに仲良くなる。
そういうものです。
私もイタリアにいたころは、かなり大勢の韓国人と知り合い、仲良くなりました。
お互いに異文化の中にいると、アジア人同士はいろいろと理解できるところが多く、自然と共感し合える。
そういう環境で、結局頼りになるのは、近い国の人間だったりするものです。
排外主義的言動、ヘイトスピーチをして憂さを晴らしている連中も、韓国や中国やトルコやベトナムやネパールに行って…
現地の人と直接知り合い、語り合ったら、憎悪で自分の憂さ=ルサンチマンを晴らすことなどなくなる…
と思うのですが……そういう人は決して日本の外には出ない。出る機会を与えられたとしても、行くことを拒否するのかもしれませんね。