猛暑日となる中、区役所、税務署、銀行を回る用事をこなしてきました。
税務署に行ったら、明らかな外国人だらけ。
西アジア系の人、東南アジア系の人…
外国人、ちゃんと税金申告して、きっちり払ってるということ。
公共サービスにタダ乗りなんてしてないですよ。
裏金作って脱税した「自称愛国者」の政治家連中より、よほどまじめでまとも。
社保健保の料金だって払っている人…というか、天引きされている人が多いでしょう。
参政党とかの支持者も「排外主義でも差別でもない。不良外国人だけを告発している」と言うけれど…
こういうまじめにやっている外国人と、裏で不正を働いてタダ乗りしている人と、どうやって見分けるんですかね。
素人目で、どうやって「不良外国人」を見分けるんですか?
タダ乗り勢や「不良」が混じっていて、見逃されているというなら、ちゃんと摘発しない警察・司法・行政に「ちゃんとしろ」と言うべきことです。
それは「外国人問題」じゃない。「立法、司法、行政の問題」でしょ?
外国人をひいきしている、わざと見逃している奴らがいるというなら、そっちに文句を言うべき。そっちを責めるべき。
なのに、なんで「外国人は出ていけ」となるのか。
責めるべき「行政・立法・司法」の連中は、いわゆる「権力側」だから…
責めやすい外国人を叩く、というだけでしょう。
外国人が土地だの建物だの山林だのを買いまくって…というのだって、違法に買っているわけではなくて、規制する法整備がないからそうなるんです。
日本は自由資本主義社会なんだから、法規制されていないものは、お金を出せば買えるんです。
買われたくなければ、規制法を整備するだけのこと。
これまた、買う「外国人」を叩くのではなく、不備な法律を放置している自国の国会議員や官僚を責めるべきこと。
インバウンド客がソーシャル・ルールを守らない、というなら、来られないように締め出してみればいいでしょ。ビザ発給制にして、特定国に発給しないとかして。
何しろ外国人は、自国の習慣・ルールで行動してしまうのだから。
かつて日本が豊かだった時代、ヨーロッパやアメリカで、日本人が日本流に行動してしまって、やっぱり同じように嫌われていたのと同じことなんです。
これまた、何よりまず立法・行政のオペレーションに訴えればいいこと。政府の問題。
インバウンド客に罵声を浴びせたり、いやがらせしても、なーんにも変わらないですよ。
これまた「自分の胸がスッとする」だけ。それを「正義」とすり替えない方がいい。
そして、インバウンドに頼って生活を立てている人たちは困る、ということも忘れずに。
GDPも減ります。国富と国力も削られます。
いずれにしても、外国人をヘイトするのは、それこそ「お門違い」なんですよ。
要するに、責めやすい叩きやすい連中を叩いて、憂さ晴らししたい、というのが本当のところでしょ。
ヘイターさんたちの胸の内を、しっかり掘り返して、よーく見つめてみれば。
それって自己中で卑怯なことです。そんなところに正義なんてない。
いや、気に入らないから外国人はひとし並みに排除したい、というなら、それはやっぱり排外主義で…
白人なら良いとか言い出したら、それこそ、どストライクの人種差別です。
それやってたら、付き合ってもらえなくなりますよ、米と欧以外の世界中の国から。
付き合ってもらえなくなって、困るのは、日本人ですよ。
エネルギーも、食べるものも、世界中の「外国人」との関係を良くして、取引きしないと生きて行けない国だ、ということを、忘れたらいけません。
日本は、札束で横っ面を張れるような、超金持ちの国ではなくなってしまったのだ、ということも、忘れないようにしないとね。
暑い中がんばってあちこち駆けずり回った(車でだけど)自分にご褒美。
アサイーボウルと珈琲。
